■ ID
| 1148 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| スペックル相関法による植物生長測定
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■ 著者
| 小林幸一
埼玉大学大学院、(株)東洋精機製作所 山口一郎
(株)東洋精機製作所 門野博史
埼玉県環境科学国際センター 豊岡了
埼玉大学大学院
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■ 出版元
| (社)応用物理学会分科会 日本光学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 光学、Vol.39、No.4、202-208、2010 |
■ 抄録・要旨
| 栽培環境の違いによる植物成長の変化を観測するため、葉の伸長をリアルタイムかつ完全非接触で測定できる方法を提案した。この方法は、対象植物にレーザー光を照射し、拡散反射光に生じたレーザースペックルの移動現象を利用しており、0.01%という微小な成長をリアルタイムで演算することが可能である。人工栽培装置中で白色蛍光灯やLEDを断続的に点灯させ、ミニチンゲンサイとニラの成長変化を実測した。その結果、光の点滅による葉の伸長への影響を明確に観測することができた。また、温度や湿度の変化よりも、光の点滅が植物の伸長に大きく影響していることが分かった。
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